■ 酒場にて
シーク「おう、全員いるか?」
マリル「いまーす」
シーク「そっちのパーティはどうだ?」
シュリ「いる」
シャン「…ちょっとした奇跡だと思ってしまうのはどうしてなんでしょうね…」
コウ 「いつぞや、パーティが壊滅した所からの再開があったせいじゃないかな…」

 というわけで今回は全員無事からの開始。いやー、ホッとした。
 善パーティがレベル3なので、まだレベル1の悪パーティで出動することに。

 と思ったらマリル死んでたわ!!!(笑)
シーク「さっき返事してなかったか(笑)」
ティグ「コウ殿の裏声であろう」
コウ 「え」

 ひとまず空くパーティの金を集めてみる。じゃらじゃらじゃら。225GP。
レリィ「寺院はいくら…?」
 250GP。あら惜しい。

■ 酒場にて
シーク「というわけで金よこせ」
シュリ「強盗か…」
コウ 「可愛いマリルを生き返らせるためだ、当然じゃないか」
ヴァル「どーしますこのバカ親」
コウ 「そもそも何のために善パーティで金を稼いだと思っているんだ」
シーク「しらん」
シュリ「言いたいことは色々あるがとりあえず貴様は知ってろ」

■ 寺院にて
 囁き 祈り 詠唱 念じろ!
 成功! マリルは生き返った!

マリル「やりましたー!」
シャン「てっきり灰になってまた善パーティが金稼ぎに奔走するとばっかり思っていたからホッとしましたね…」
ヴァル「それホッとするべきなのはうちら善パーティですよね?」
 ところで今回ヴァルトが善パーティなのね…。ボケツッコミのバランスでそうなったんだろうけど自分でちょっとびっくりしたわ…。

 ヒールを1回しか使えないレリィが、馬小屋往復してマリルを回復。
 扉を開けると敵が強かった気がするので、開けずに通路を往復…往復…往復…往復…
コウ 「敵が出ないな…」
シーク「だれかトヘロスかけたか?」
レリィ「わたしたちレベル1でしょ…」
シャン「ゲームが違う、ってところにはツッコまないんですね?」
 2回ほど敵を倒して4人がレベルアップ。レリィのヒールが3回に。これでかなり楽になる。
 そして後ろの2人を宿に泊まらせるのを忘れ、スライシーフ相手にシャンクのHPが1に(笑)
シャン「控えめに言って死にかけましたよね?!」
ティグ「大げさに言えば死んでいたな」
シーク「死んでないだろ(笑)」
 スライシーフは強い。おぼえた。

 ジャーリングバードを倒して宝箱発見。
コウ 「ひとまずレベル3になるまで宝箱は開けない方針にしないか」
シーク「なんで」
シャン「死人が出たらこっちのパーティの出番が減りますよ?」
シーク「まあ調べるだけ調べてみろ」
シャン「えーと、石弓の矢ですね」
シーク「外すだけ外してみろ」
 ガチャン 罠をはずした!
シャン「あ。開きましたね」
コウ 「…これは予言なんだが、シャンクは近いうちに死ぬと思うよ」
 間違いない。

 敵遭遇。
 4)鎧を着た男
レリィ「鎧は…堅そうね…」
ティグ「逃げるが吉であろう」
 逃げられない!
 シャンクは死んだ!
コウ 「あー…」
ティグ「予言的中、か」
 罠で死ぬ以外にも死ぬチャンスはたくさんあるのだった。

■ 寺院にて
 囁き 祈り 詠唱 念じろ!
 成功! シャンクは生き返った!

シャン「控えめに言って死んでましたよね…」
コウ 「まあ、控えめじゃなくても死んでたな」

■ 商店にて
シャン「何か買いましょうよ! ねえ! 買いましょうよ!!」
シーク「だだっ子か(笑)」
レリィ「…命がかかってるから…」
ティグ「命がけの駄々っ子か」
コウ 「かけるところが違いませんか…」
 黒のマスクなるものを購入。これでシャンクのACが6になった。

 ハンドアックスをゲットしシークへ。全員レベル2になったものの、マリルのHPは7。まだまだ不安。
 とはいえ、敵もいくらか倒せるようになってきたので、2つめの扉(敵出現ポイント)のあたりでレベル上げをすることに。

自分用メモをいくつか。
・ローブを着た男:パニッシュ(バディオス)を唱えてくる
・大きな動物(モイスチャー):堅い
・奇妙な動物(ペップフィッシュ):HP高い

■ 宿屋にて
 前衛3人に続いて、レリィとティグがレベル上がりました。ここでやはり楽しみなのが、新しい呪文。
レリィ「えっと、サイレンスがモンティノでしょ、メガアーマーがマツでしょ、あとロケートパーソン…」
シーク「なんだそれ。ロケット飛ばす魔法か?」
レリィ「…ばか?」
シャン「ロケートパーさんの息子じゃないですかね」
レリィ「シャンク…顔が投げやりになってる…」
 カンディでした。あったね! そんな呪文あったね!

ティグ「尚、私が覚えたのはストーンだな」
コウ 「ああ…ええと…黒魔導師の最初の攻撃魔法だったかな?」
ティグ「そう言えばコウ殿はFF11にも出番があったな。私はおらぬが」
シャン「コウさんとアリエンさんは夫婦そろっていましたよね、FF11」
ティグ「そうだな。私はおらぬが」
レリィ「…ティグ…出番ほしいんだ…?」
シーク「顔はじじいエルが妥当だな」
 作りませんけどね。
レリィ「…で、結局ストーンって何の魔法なわけ…?」
 モグレフかな、と思ってたけどそれはシールドだった。調べたところ、敵1体を石化する魔法(=ボラツ)らしい。うーん、覚えてない…。

 ところで魔法使いはマリルじゃなくてアリエンでよかったんじゃない?と今更思う作者。

 マリルもレベルが上がって、これで全員レベル3に。
コウ 「そういえばマリルは、何か新しい呪文は覚えたのかな?」
マリル「アンロックドア〜」
シャン「Σ何ですかそれ?!」
ティグ「扉の鍵を開ける魔法であろう」
シャン「それはわかりますけど! そんな魔法ありました?!」

 調べたらWiz5にデストという魔法が。えええー、全然記憶にない…!

コウ 「誰も記憶にない魔法を覚えるなんて、やっぱりマリルは天才だな」
シーク「始まったぞ親ばかが」
コウ 「シーク。人を親馬鹿だと言う人間は自分が親馬鹿なんだよ」
シャン「…シークさん、まず親になるところからだそうですよ」
マリル「まず彼女からだよ?」
シーク「うるさいなこの口が、この口が(笑)」
マリル「ひっぱったららめ〜」
コウ 「…シーク。灰にするぞ?」
ティグ「…コウ殿がディを覚えたか…」
レリィ「待って、ティグ。ディは灰にするのが主目的じゃない」
 一応蘇生呪文です。


■ 宿屋にて

 コウ殿がレベルアップしました。

  次のレベルに上がった!
  ヒットポイントが1上昇しました。

コウ 「………」
シャン「これ最近のFEだったら『上がらなかった…』とかガックリコメントつくところですね…」
シーク「下がるよりましだろ」
レリィ「…そういえば下がったりもするゲームだったわね…」
 色々と恐ろしいゲームだったことを思い出した。

 そろそろ探索範囲を広げてもよさそう。というわけで、今まで行かなかった通路の方へ。ドアの位置を把握して、戻ろう…としたつもりがうっかり開ける。

『扉を開けると、仄かに光る提灯があちこちに架かっているのが見えた。幽玄な夜の景色の中、人々が楽しそうに過ごしている。』

 はい引き返す。

マリル「楽しそうだったよ?」
シャン「ウィザードリィというゲームという観点から察するとですね…あれは十中八九死霊の盆踊りですよ…」
ティグ「その穿った見方は如何なものか」
シーク「(地図を見ながら)街に帰るならこっちだろ。ここをだーっと走って行けば…」

『目の前に歪な形をした樹木が生えている。君達がそれに近付くと、突然辺りの空気が震えるかの様な威圧的な気配が広がり、一つの威厳のある声が聞こえてきた。』

シーク「…なんかあるぞ」
ティグ「…『あったぞ』、の間違いであろう」
レリィ「…止めるヒマなかったわよね…シークを…」
シャン「…足元(イベントのあるポイント)よく見てくださいよ…頼みますから…」

『我が名はセレーネー。嘗て獣人族の王としてこの地を(ry』

 だいぶ前に見たやつだった!!(笑) 何事も起こらず無事に帰る。

■宿屋にて

 レリさんがレベルアップしました。

  次のレベルに上がった!
  ヒットポイントが12上昇しました。
  生命力が上昇しました。
  素早さが上昇しました。
  新しい呪文を覚えました。

コウ 「………」
レリィ「………」
シーク「よかっただろ」
ティグ「シャンクとコウ殿のHPを一気に追い抜いた点は、乙女として複雑な心境であろうな」

 シークを追い抜かなくてよかったね。

 残るティグとマリルもレベル4に上げてしまおう、と引き続き探索。宝箱が出たので調べる。
シャン「毒針ですね。解除…」

『おおっと! 毒針』 シュピッ

シャン「…あっ…」
コウ 「大丈夫、希望を持つんだ。あと23歩まで歩ける」
ティグ「正確にはHP23では23歩目で死ぬゆえ22歩だがな」

『シャンクは 影響を受けなかった。』

シャン「えええええ?!」
シーク「おまえが驚くのか(笑)」
 このゲーム(五つの試練)、罠効果をレジスト(or回避?)することもあるのか…!

■宿屋にて

ティグ殿がレベルアップしました。

  次のレベルに上がった!
  ヒットポイントが12上昇しました。
  知恵が上昇しました。
  生命力が上昇しました。
  新しい呪文を覚えました。

コウ 「………」
ティグ「さて…。私がこのパーティのHP暫定2位となった訳だが…」
シャン「前衛に出ませんか」
シーク「横から魔法撃たれるぞ」