夜のエスターン郊外にて。

ファト 「よっし。こんな感じかな?」

 立ち上がって手を払うファト。地面には複雑な魔法陣が描かれている。

フェイン「ファト嬢さぁ、見習いなんじゃなかったの? マジでこれで精霊召喚とかできるの?」
ファト 「多分ね!」
フェイン「多分て!」
ファト 「フェイン、そこ危ないよー。どいてどいて」
フェイン「危ないの!?」

 集中に入るファト、淡い光に包まれる。慌てて離れるフェイン。魔法陣が光を放ち始める。

ファト 「〜〜〜〜〜〜〜。狭間を超えて―――来たれ!」

  ド ォ ン !

ファト 「え」
フェイン「今『え』とか言った?!」

 魔法陣がまばゆい光を放つ。天に届くほどほとばしる光の奔流。

フェイン「…やばくない?」
ファト 「やばいかも」
フェイン「…逃げる?」
ファト 「逃げよっ!」

 魔法陣に背を向けて街の方へ駆け出す2人。後ろで轟音。
 息を切らすまで走って、振り向くと、魔法陣のあった所には巨大な生き物の姿。

ファト 「……やった!」
フェイン「やったじゃないし! っていうかどう見てもあれ魔物だし!!」


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アキトさんのジャニメディ小説(リクエストしたの私)に触発されて
猛烈に書きたくなったので、出会いのシーンまでを一気に書くことにしました。
このへんは漫画で描きたかったのですが、腕故障中につきシナリオ気味で。
続きます。



by KaL