2013ポッキーの日(ポッキーゲーム):シュリアスト&ディアーナ

 人前でさえなければ。そう思った所で状況は変えようない。ぽりぽりと音を立てて予想外の勢いで女王がポッキーを食べ進めている。
 近い。近い。焦る。口先に柔らかなものが触れ―――た気がした瞬間に後ずさっていた。
「はい陛下の勝ちー」
 目を開けた女王は残念そうだ。
「もう1本…」

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