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2-09 食うものと食われるもの
「知り合いか、こりゃ傑作だ」
「所詮世の中は食うものと食われるもの」
「食えるうちに食っておくのが得策ってもんだ」
「やるか?」
―――断ったら殺されると思った
「ハッハッハ」
「おい、ボウズ」
「空いたぞ」
「日ごろのウサを」
「存分に晴らせ」
―――頭がぼうっとする
―――おれはもう
―――なにがなんだかわからなくて
「なあなあ、そろそろいい?」
「早ぇよ、この火付け狂いが」
―――自分がどこにいるのか
―――何をしてるのか
―――ただ気づいた時には―――
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>> 2-10 すべて壊れてしまえばいい
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