指定:ディアーナ&ユハリーエ親子の天然ダブルボケにさらにボケてみせるヴァルト(take2)
「まあ。これは…」
献上品の小袋を開いて、女王ユハリーエは小首を傾げ、
「…小麦粉?」
王座の後ろから、その娘がひょいと顔を出す。
「お砂糖?」
さらに、傍らの漆黒の魔導師が覗き込む。
「ヤバいおクスリ?」
使者は溜息をつく。
「ですから、貴重な魔法の粉で…」
言い終える前に女王がくしゃみをした。
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