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【物書きさんに突撃してみるバトン】〜私流小説の書き方〜 フェイ「…というわけで! NARRATIVEの語り手メディ嬢に、作者代理で答えていただきます!」 【 はじめましてこんにちは!突然ですが、あなたのHNと物書き歴を教えて下さい。】 メディ「初めまして、こんにちは(にこ)」 フェイ「ハンドルネームは、作者代理だからKaLでいいね」 メディ「物書き暦…そうですね、小学校2年生の頃からノートに物語を綴っていました」 【今日は御指南よろしくお願いします!】 メディ「指南になるかどうかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします」 【あなたが小説を書く「手順」を、下の括弧内の言葉をできる限り用いて詳しく説明して下さい。 (ストーリー構成・世界観・登場人物・書き出し・伏線・エピソード・台詞・エンディング・推敲・テンポ・タイトル)】 メディ「詳しく…となると難しいですね。ほぼフィーリングで書いているようなものなので」 フェイ「でもNARRATIVEはそうでもないよね?」 メディ「そうですね…NARRATIVEに限って言うなら、世界観と登場人物は既にありますから、その2つは改めて考えるものではありません。ストーリー構成は、MINSTRELSYと同様に全12章+序と幕になります。台詞やシチュエーションのメモがあるので、現在それぞれの章に振り分けているところです」 フェイ「書き出しはそれこそフィーリングだね(笑)」 メディ「伏線は、NARRATIVEに限っては『ない』と言っても過言ではありません。ただ登場人物が何かをほのめかすことはありますね。誰とは言いませんが…」 ヴァル「ヒントはヴァルトくん」 フェイ「伏せてないし!」 コウ 「というか…、誰かが何かをほのめかす、っていうのは伏線に含まれるんじゃないのかな?(苦笑)」 メディ「作者の意思とは離れていることが多いので、そこは何とも…。推敲は、文章をプリントアウトして2〜3回行なっています。なるべくテンポよく文章を読めるようにしたいのですが、成功しているかどうかはわかりません」 ティグ「それこそ、感想求む、だな」 メディ「エンディングは、12章でどこまでを書いて終わりにするかがまだ定まっていないので、未定ですね。幕のエンディングはある程度決まっています。タイトルは毎回最後に決めています。エピソードは、強いて言うなら"Chronicle"がそれに当たります」 【小説を書く際に心掛けている事は何かありますか?】 メディ「そこで何が起こっているか、五感を使って語ること…でしょうか。それから、当たり前のことですが、読んで解かる文章を書くこと。当たり前と言いましたが、果たして自分が実際できているかどうかは…」 【あなたの小説中での、「風景描写:心情描写:台詞」の比率を教えて下さい。】 メディ「2:1:2…ぐらいになるでしょうか」 フェイ「BALLADRYは1:2:2ぐらいだったね」 【一人称と三人称、どちらが書き易いですか? また、それはなぜですか?】 メディ「そうですね…。三人称のものを書いていても、一人称に近くなることがよくあります。ですから一人称の方が書きやすいのかも知れません」 フェイ「何でだろうね?(笑)」 メディ「あまり意識したことはありませんね。わかりません」 【影響を受けた作家さんは居ますか?】 メディ「間違いなくいるとは思いますが、なにぶん今はほとんど小説を読まなくなってしまったので…」 【好きな本を挙げて(何冊でも)、その作品の素晴らしいと思う点を語って下さい。】 メディ「これもかなり古い記憶になりますが…。青木弓高『RED SADISM』、山田一三六『野を馳せる風のように』、ホメロス『イリアス』。いずれも骨太な人物やストーリー、その一方でまた繊細な表現が素晴らしいと思います。それから、ギリシャ神話やシェイクスピアは、どのお話も運命の皮肉が秀逸です」 【そもそもあなたが小説を書き始めたキッカケはなんですか?】 メディ「何でしょう…。表現したいものがあって、それを文にして書いてみた、というところでしょうか…」 ティグ「このサイトに限って言えば、全部漫画で描いていては志半ばで老衰死を迎える事になるのが明白ゆえだ」 【あなたが小説を書く時の環境は?】 メディ「ゲームミュージックを録音したMDをかけることが多いかと思います」 ヴァル「テンション上げ用と下げ用の両方がございます」 【作製ツールは、ケータイ派?PC派?それとも紙と鉛筆派?】 メディ「PCで直接書くこともありますが、大抵は紙にメモをしてPC打ち、その後プリントアウトしてまた紙の上で修正…を繰り返します」 【あなたの文章(≠小説)に、こだわりや特徴と言えるものはありますか?】 メディ「先程も答えましたが、一人称に近い三人称が多くなる傾向があります。それから、『―――』を好んで使いますね。こだわりは、…特にないでしょうか」 【ズバリ、あなたの小説は面白いと思いますか? その理由も教えて下さい。】 メディ「自分では全体的に二流ととらえています。面白いかと訊かれれば、そうですね…時々読み返すことがありますが、面白いと思うことはあります。ただ、本当に『小説として』面白いかというと微妙ですね。作者として各話や登場人物の裏やつながりを知っているから、面白いのかも知れません」 【「小説」において最重要事項は何だと思いますか?また、その理由も述べて下さい。(ex. 文の精巧さ、面白さ、ストーリー構成、キャラクター、等々)】 メディ「読みやすさと、読み手を引き込む力です。どちらも、なければ先を読み続けることができないので」 【あなたが「読みたくない」と思う小説はどんな小説ですか?】 メディ「あまりに台詞だらけの小説は苦手ですね…。それから、実は恋愛小説が苦手です」 【以下の言葉を作中で使うとしたら、あなたはどう変換しますか?】 ウルサイ→ オレ→ バカヤロウ→ トニカク→ サスガ→ ヨロシクネ→ メディ「人物によって異なりますね。例えば…」 シーク「『うるさい』『おれ』『馬鹿野郎』『とにかく』『さすが』」 メディ「と言う方もいれば…」 ティグ「『煩い』『兎に角』『流石』『宜しく』」 メディ「…となる方もいます」 シーク「なんだ、ウサギにツノって」 シュリ「『とにかく』だ、阿呆」 【真っ黒なワンピースを来た黒髪長髪の女の子が、暗闇の中、何かから必死に逃げています。この話を好きに解釈して、小説の一節として文を作って下さい。ただし、「漆黒」という言葉を使ってはいけません。】 メディ「では失礼して…。 闇の中に闇がひらめく。長い黒髪。日の下(もと)であればつややかに光を溶かし込むであろうその髪は、今は闇との境界を知らず乱れ流れる。途切れ途切れの吸気だけが、無音の闇の中に響く。少女だ。その面(おもて)と腕、脚だけが、闇の中に映えて白い。足はもつれるように前へただ前へと …すみません、挫折しました」 シーク「おい(笑)」 【あなたの小説で、読む際に読者に注意して欲しい点、見てもらいたい点はありますか?】 メディ「そういった点は、ここではなく、全て小説の中で読み手に伝わってほしいですね」 【これからも小説は書き続ける予定ですか?】 メディ「ええ、もちろん。完結するまで立ち止まるわけには行きませんから」 【いずれにしろ頑張って下さいね。…では最後に。あなたにとって小説を書く事とは?】 メディ「ラドウェアやNARRATIVEについては、"世界"を表現するひとつの方法ですね」 【ふぅ。お疲れ様でした!】 メディ「ありがとうございます。質問を考えられた方もさぞ大変だったかと思います」 |
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