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■【エメラルド】がなにやら悩んでいるようです。 おや?相談のお手紙が【ディアーナ】宛てに届いたようです。 そうだんしゃ :エメラルド とし :23 しごと :近衛騎士 改めて「相談事」と尋ねられると難しいものであるが… ふむ、明日の昼下がり、けーきの店とどーなつの店で、 たいむせーるという催しがあるのだ。 時間と品物を考えても、どちらか一方に絞らねば欲しい物が得られぬのだが、 我はどちらに行くべきであろうか。 両者ともに良いところがあり、どちらをより好きかと問われても答えられぬのだ。 かいとうしゃ :ディアーナ エメラルド様 初めまして。ラドウェア女王ディアーナです。 ご相談のお手紙ありがとうございました。 ケーキもドーナツも、おいしいですね。私も大好きです。 ご相談の件に関してですが、私と手分けして、両方のお店に行きませんか? エメラルドさんにくじを用意したので、引いた紙に「けーき」と書かれていたらケーキのお店に、「どーなつ」と書かれていたらドーナツのお店の担当をよろしくお願いします。私はもう一方のお店に買いに行きます。 無事に買えて、もしご都合が合えば、一緒にお茶会をしませんか? いろんなケーキやドーナツを二人で分けて味見できたら嬉しいです。 お返事お待ちしています。 ディアーナ・ラルティシア・ラドウェア ディア「書き終わりました」 シュリ「…知らない男といきなりお茶会…なのか…」 ディア「はい。お茶会から始まる交流もありです」 シュリ「…………」 ヴァル「『お二人の馴れ初めは?』『ええ、お茶会で…』」 シュリ「やかましいッ!!」 シーク「なに怒ってる(笑)」 フェイ「他のみんなだったらどう答える?」 コウ 「俺はケーキだなぁ…。原価と単価を考えると、やっぱりケーキの割引きの方がお得だろうから…」 ヴァル「主婦の発想になってきてませんかコウちゃん(笑)」 コウ 「……。そう言うヴァルトはどうなんだい?」 ヴァル「オレの意見は、明日の昼下がりのタイムセールまでにはこの手紙は届かない、です(キリッ)」 フェイ「何でそこでいきなり現実的なの!(笑)」 ■【ディアーナ】さんありがとうございました。 ところで【ディアーナ】さんは何か相談したいことはありませんか? よかったら今度はあなたが手紙を書いてみませんか? そうだんしゃ :ディアーナ とし :21 しごと :女王 大好きな人がいます。 考えている事をあまり口に出さない人で、その人が私の事をどう思っているのかわかりません。 突然抱きしめられたこともあるけれど、それが私の事を好きでそうしたのかどうかも、私にはわかりません。 昔ちょっとだけストーカーをしてしまって、そのせいで嫌われたままなのかもしれません。 怖くて本人に直接聞くことができずにいます。 どうかお知恵をお貸しください。 ディアーナ・ラルティシア・ラドウェア レリィ「…なんて書いたの?」 ディア「だめ、秘密! みんなには秘密!」 |
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