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■【祥子ママ】がなにやら悩んでいるようです。 おや?相談のお手紙が【コウ】宛てに届いたようです。 そうだんしゃ :沢村祥子 とし :ヒ・ミ・ツ しごと :捜査官 息子のように育ててきた男の子が年頃になりました。 親(血は繋がってませんが)の欲目を抜きにしても、とっても格好良くて可愛いいい子なんですよ。 でも、どうも何度か女の子と付き合ってみたものの長続きしないようなのです。 お友達はもう結婚しましたし…もしこのままこの子が結婚できなかったらと心配でしょうがありません。 一見無愛想なのがいけないと思うんですが、どうすればこの子が可愛いお嫁さんを連れてきてくれると思いますか? 孫(血は繋がらないんですが)が生まれたら絶対絶対可愛いと思うんです…! 私はだんな様とラブラブフォーリンラブで今もアツアツなので、この子の恋愛が長続きしない理由がよくわからないのです…。 私がこの子にしてあげられることは何でしょうか…。 かいとうしゃ :コウ 沢村 祥子 殿 やあ、初めまして。相談相手に選んでいただき光栄だよ。 女性とのつき合いが長続きしない理由は、人それぞれかな…。 俺の友人に、顔もよくて背もあるのに、どうにもフラフラしてしょうがない奴がいたんだが、そいつの例を考えてみると、もしかしたら既に心に決めた女性がいるのかも知れないな。 心配なのはよくわかるが、親にできることは、結局、見守ることしかないのかも知れない。 ある日素敵なお嬢さんに出会ってがらりと変わる可能性もあるし、もし最後にその子が結婚しないことを選んだとしても、それは彼の人生の中で彼が決めた事だ、尊重するべきだと思うよ。 コウ・クレイド・ヴェフナー コウ 「うん。こんなものかな」 フェイ「あれ? 手紙だけどいつもの口調と同じでいいの?(笑)」 コウ 「あまり堅苦しいのも何かと思ってね」 ヴァル「つか、コウちゃんの方が年下かもよ?」 コウ 「え? 祥子殿より、っていう事かい?」 ディア「ええと、確か高校生のお子さんがいらっしゃるって聞いたような…」 コウ 「……大変失礼な手紙を書いてしまったかもしれないな…いや、まあ、年上でも年下でも俺の言いたい事は変わらないんだが、心構えが…」 ヴァル「はいそれじゃ投函してきまーす(笑)」 ■【コウ】さんありがとうございました。 ところで【コウ】さんは何か相談したいことはありませんか? よかったら今度はあなたが手紙を書いてみませんか? コウ 「そうだなぁ…」 ヴァル「『嫁がシチューばっかり作って困ります』(笑)」 コウ 「いや、困っ…、……、………」 そうだんしゃ :コウ とし :37 しごと :ラドウェア近衛騎士団団長 妻の料理の事で、相談したいんだが…。 妻はホワイトシチューを作るのが得意でね。よく作ってくれるんだが、その、それが少々頻繁で。 他の料理を作ってみてはどうかと言うんだが、失敗するのが怖いらしいんだ。まあ実際、時々失敗しているようではあるし。特に炒め物系は不得意みたいだな。 それと、新しい物を一度マスターしようと思うとそればかり作る傾向があるから、うかつに言えなくてね。うん、まあ、シチューもその成果なんだが。 俺だけならともかく、子どもたちからも不満が出るようになって、困っているんだ。 何かいい案があったら、是非教えてほしい。 フェイ「…困ってたんだね(笑)」 コウ 「まあ…、…そう、かな」 |
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