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ユハリ「まあ。わたくしに出番をくださるなんて、素敵なかたですね」 コウ 「(…そういう事じゃないような気もするんだが…)」 そうだんしゃ :ローザ とし :26 しごと :王族としての来賓対応など 子供の頃から大好きだった方と結ばれ、幸せな日々を送っております。 ただ、その方がとにかくよく公務の間にいなくなってしまうので困っております。戻られる際に小言を言おうにも、私の知らぬ間に公務自体はきちんと終わらせていなくなっているので、小言も言いづらいのです。 私はせめて一言私に何か言った上で出かけていただきたいのですが…元々の気質もあってか、気付くといなくなっているという事が多いのです。 私はその方が大好きですので、こんな些細な事で嫌いになったりはいたしません。ただ、もう少し私にも何か話してくださるようにうまくあの方を誘導する方法があれば…と思いますの。何かいい案をお持ちでしたら、是非、お聞かせ下さいませ。 ローザ=ノマル=ローディアナ かいとうしゃ :ユハリーエ ローザ様 日増しに暖かになりましたが、いかがお過ごしですか。 お手紙拝見いたしました。 よくいなくなってしまわれるとは不思議なことですが、とても有能なお方でいらっしゃるのですね。 その方の気質なのであれば、変えることは難しいかもしれません。 ですが、共にすごす時間を少しずつ増やしていけば、自然と話し合う時間も増えるのではないでしょうか。 週に一度、あるいは月に一度、お茶会を催してみるのはいかがでしょう? お客人をお呼びすれば、その方も出席せざるをえないのではないかと思います。 ラドウェアでもお茶会を開いておりますので、よろしければお二人でおいでくださいませ。お二人のお話のために、たっぷりと時間をご用意させていただきます。 季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛ください。 それでは、また。 ユハリーエ・ナーシャ・ラドウェア ヴァル「出ました先代のお茶会(笑)」 メディ「歴代魔導長を辟易させたという伝説のお茶会ですね」 ティグ「…………」 ■【ユハリーエ】さんありがとうございました。 ところで【ユハリーエ】さんは何か相談したいことはありませんか? よかったら今度はあなたが手紙を書いてみませんか? ユハリ「わたくしの相談したいこと、ですか…」 ヴァル「『生き返りたいのですが…』」 フェイ「無茶!(笑)」 ユハリ「わたくしは幸せな生涯をすごすことができましたし、悩むこともまた楽しいものです。ですから、相談するほどのことは何も」 ティグ「フッ。バトンを止める事にさしたる理由は要りますまい」 ユハリ「まあ。ティグレイン、相変わらず聡いのですね」 シュリ「(…会話が成り立ってるのかどうかいまいちわからん…)」 ヴァル「(極上のマイペースとツンデレ天邪鬼との会話ですから)」 |
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