指定:コウとティグレインでほのぼの

「随分と買っているのだな」
「シュリアストを、ですか?」
 無言の肯定。コウは微笑む。
「彼は間違いなくディアーナ様を守ってくれますから」
「ほう。どの程度確実に?」
「まあ…、ティグレイン殿がラドウェアを守ってくださるのと同じ程度には確実に」
 魔導長は動きを止め、次いで肩をすくめた。
「フッ」

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