KaLは『太陽』と『髪』を使用した140文字小説を書きましょう。
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 眼下の門をくぐるその後姿がシャンクであることは一目で分かった。見間違えようのない、長い金髪だ。真夏の陽光に輝くその眩さに、司令室の窓でコウは目を細めた。
「本当に…太陽の申し子、だな」
「そ?」
 隣でヴァルトが首を傾げる。シャンクが月であることを、彼の太陽は知らない。

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