◆ これ以前のあらすじ ◆
喫茶『ラドウェア』でバイトをするディアーナ。しかしどういうわけか、今日も客が来ない。
そんな時、店のドアが開く…と見せかけて開かない。扉を開けられなかったレリィはショックで走り去る。ヴァルトがイタズラで巨大な石を置いてドアをふさいでいたためだった。
そこに現われた下着姿の男、シークェイン。近所の服屋に行くよう丁重に言われるが、どこ吹く風で居座る。
コーヒー嫌いと判明したレリィのために、エスプレッソを注文するヴァルト。すさまじい音と煙を上げて止まったエスプレッソマシーンを、ディアーナは叩いて直す。そして完成したエスプレッソは、黒い毛むくじゃらの物体であった。ほぼ全員による総ツッコミに対して、赤ワインを垂らして赤エスプレッソに修正するディアーナ。
帰ろうとするレリィに、ディアーナは店の名物メニューを勧める。勧めに従って注文するレリィ。出てきたものは、一見パエリアのような物だったが、何やらうぞうぞとうごめいている。
シークェインが食べると、「シギャアァァーー!」と悲鳴を上げるパエリア。勧められてヴァルトも食べる。すると今度は「ヴァ、ヴァルトー!」の声が。試食を拒否しようとするシュリアストを、包丁を持ったディアーナが止める…。
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