ナレーター「印鑑を巡る戦い(?)は何故かコスプレ話に変わり始めた!(ヴェスタルの手の印鑑がどこから出てきたかについては誰も考えてはならない)」
効果音「ちゃちゃらちゃちゃら〜〜ん♪ちゃちゃちゃちゃらちゃっちゃら〜♪(どこからともなくムーディーな音楽発生。スポットライトがくるりくるり)」
ディアーナ「わ〜♪(パチパチ)」
シークェイン「ダーリン! 浮気をしたらウチの鉄拳がうなるっちゃ!!」
ナレーター「いつの間にかシークェインはせくしいらんじぇりいから虎柄ビキニに着替えていた。鉄槌のごとき拳を固めて放たれるそのセリフには恐ろしいまでの気迫、否、殺気が込められていた。」
レリィ「いや…もう帰りたい…(泣く」
ヴァルト「いやぁ、ここで帰っちゃ女が廃るってもんでしょう。」
レリィ「このままずっとここに居て、人間として廃るよりいいもの……」
ヴェスタル「それはそれでなかなかいいものなのだが…(ポソリ)…」
シークェイン「やはりこの俺のように、まっとうな人間になりたいのか」
ディアーナ「シークみたいな格好をすればまっとうな人間になれるの?」
シュリアスト「何馴染んでる…ヴェスタル…」
ディアーナ「お客様が増えて嬉しいわ。ヴェスタルさん、ご注文は?」
ヴェスタル「この店。」
ディアーナ「ダメです♪(ロイヤルシマイル)」
ヴァルト「ダメに決まってるってばー。何しろこのお店は5カ年計画でオレのモノになるんだから。」
ヴェスタル「じゃあココア」
ディアーナ「は〜い♪♪」
シークェイン「ならオレはシシカパブを」
シュリアスト「コーヒー」
レリィ「やっとまともに・・・紅茶お願い」
ヴァルト「キノコ入れますか?オススメは松茸とエリンギですが」
レリィ「え…紅茶にキ、ノコ??(困惑)」
ディアーナ「冬虫夏草もけっこういいです♪」
シークェイン「いいなら入れとけ.全部.」
ヴァルト「ウイ、ムッシュー♪(ばちゃんばちゃんばちゃん!! by紅茶カップより)」
レリィ「かえる。」
ヴァルト「折角作ったのにそれはあんまりなんじゃなーい??」
ナレーター「しかしレリィは無言のままヴァルトの脇をすりぬけると,店を出て,足早に駅の方へ去っていった.」
ディアーナ「あ…お客さんが……(ディアーナ呟き、くるりと振り返りヴァルトをじぃーと見遣る)」
ヴァルト「かえっちゃったねー誰のせいだろう(シ−クェインをじぃーと見遣る)」
シークェイン「おれがなんかやったってのか」
ディアーナ「あれ??定期忘れてってる〜」
シークェイン「お、見ろよ、この定期の中に写真が入ってるぞ。」
シュリアスト「おおぉ!この写真は!!まさか…何ということだ・・・」
ナレーター「そこには、チャイナ服で営業スマイルを浮かべるレリィの姿が写っていた」
効果音「ガラガラガラッ!!」
ナレーター「おぉっと!扉をぶち壊さんばかりの勢いで、レリィが店内に飛び込んでまいりました。」
シークェイン「チャイナドレス忘れていたぞ、スリットのきわどいヤツ」
ディアーナ「忘れたのは写真でしょ♪」
ヴァルト「いやぁ、レリィちゃんってばやるじゃん」
レリィ「あぅ・・・・あああ・・・・(ブルブル)」
ヴェスタル「ココアまだ?」
ヴァルト「あー、折角だからさっきの紅茶も混ぜちゃえ。(どばどばっ)・・・お待たせしました♪」
ヴェスタル「……何かすごい匂いがする気がするのだが……」
シュリアスト「匂いだけで済むはずがないだろう……現実を見ろ」
ヴァルト「まーまー。気にせずぐぐっと!ささ、ぐぐっと(一気、一気と音頭を取りだす)」
ヴェスタル「‥‥(ぐびぐびぐびぐび)‥‥ごふっ」
効果音「がっしゃ〜ん!!」
ナレーター「ヴェスタルはヴァルトの入れたお茶を飲んでダメージを受けた!ヴァルトはヴェスタルのHPと精神力を30ずつ減らした!」
シュリアスト「飲むなよ」
ディアーナ「ナイスつっこみ♪」
ヴァルト「はっはっは。さー皆の衆、今のうちにやっておしまい!」
シュリアスト「どこの悪役(女)の台詞だ…そりゃ…。」
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