昨日と同じ今日が来て、今日と同じ明日が来る。誰もそれを、疑ってなどいなかった。その日までは。
ディアーナ「それでは、校長先生のお話です」
ティグレイン「フッ」
ディアーナ「以上です。それでは次は…」
ラドウェア高校は普段どおりの平和を謳歌しているかに見えた。しかしその時すでに、全国不良連合は校舎前に迫っていたのである。
ヴェスタル「ここがラドウェア高校か」
エンガルフ「なかなかの進学校と聞いたが?」
ヴェスタル「しかし、腕の良い者がそろっているとも聞く。油断するな」
エンガルフ「クックック。貴様の無精ヒゲの親父面よりも、私の方が余程不良らしい事は周知の事実」
ヴェスタル「黙れ。」
ヴァルト「やー、マジでオッサン何年留年したのってカンジ」
ヴェスタル「黙らぬか。」
その頃、ラド校内では……。
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