Random Box 9-10
―――リレー小説『ラドウェア学園戦争』―――
2003.12.7〜?

企画解説 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)


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▼むねをさん▼
ローウェル「っと。いけない。シャンクに頼まれた『コレ』を渡してこないとな」
と、懐から何やら紙を一枚。何時頼んだんだ、とか言うツッコミは無視だぞっ。
ローウェル「あー、悪いが先にこの人を連行しておいてくれ。……ちょっと『処理』があるんでね」
シュリア「……な、何だか良くわからんが……」
ティグ「ふっ、エンガルフ以下その他諸君(校庭の隅にまだ居た)大将首が取られたぞ?さぁ、どうするね!?」
エンガルフ「クッ!」
そのとき、ローウェルが再び戻って来た。
ローウェル「おい!例の物だ!」
シャンク「父さん。ありがとう!それをこっちへ!」
ディアナ「ねぇ?例の物って……」
シャンク「ふふふ。コレさ」
と、ローウェルから手渡された紙を皆見せる。
コウ「こ、これは!」
シーク「な、なんてやつだ……お前……」
ディアナ「そんな……」
シュリア「……コ……こ、こコ……ここここここここここ」
シュリアストの顔は見るに耐えない色になっていた。蒼白を通り越して真っ白だ。

シュリア「こ、こ、婚姻届ぇぇぇぇぇえっっっ!!!!!?????」

シャンク「そう、これで……」
エンガルフ「もらっっったぁぁあーーー!!!」
何時の間に背後に迫ったのかエンガルフの腕が婚姻届を奪う。
カキカキカキ。
エンガルフ「フッ!私の名前は既に書いた。ハンコも押した!後は、ハニーのハンコいや、血判でも良かろう。署名は偽造出来るしな……クックック」
シュリア「く、来るな!!俺に近寄るなぁぁァ」
シーク「させるか!」
シークの投石がエンガルフを襲う。自信の投げた石をおう様にシークは飛び出した。
シーク「おるぁっ!!」
エンガルフ「ぐぅっ!!」
ディアナ「あ!婚姻届がっ!」
宙に舞った婚姻届、次に手にするのは……

▼香さん▼
もちろんウルモリ(以下略)であった

▼KaL@管理人▼
ウルモリはすかさず自分の名前を書いてハンコを押した。

…あれ?

▼むねをさん▼
全員『 あ  れ ? 』

……時が止まった……全員の目が点になった。
ディアナ「……あ、ウニが空飛んでるー」
シーク「パンストが主食パンストが主食パンストが主食パンストが(略」
コウ「来学期の教科書は何処にしまったっけなぁ」
ティグ(メガホンで)「諸君、正気を取り戻せ!混乱している場合ではない!」
はっ!全員が正気を取り戻した(音の大きさの所為で)
ティグ「今やる事は…………挙式の準備だ!」

▼KaL@管理人▼
リーン ゴーン リーン ゴーン …
崩れ去った校舎の上にバージンロードが敷かれ、エンガルフとウルモリの結婚式が厳かに行われた。
ディアナ「おめでとうー」
ヴァルト「おめー」
コウ  「長かったなぁ…ここまで。本当に長かった…」
シャンク「先生、涙が」
ティグ 「ではここで、二人を結んだキューピッドであるところの仲人の挨拶だ」
マイクを向けられた人物は…

▼富士出月さん▼
マツケンだった。
シュリ「なんでだー!」
マツケン「lkhadhadmnddd@?!(日本語)」
ディアナ「え?なんて言っているの?」
コウ「これは東洋の国の言語だね。校長から聞いた話によると名産品はハラキリとか言うものらしいよ」
ディアナ「え?何それ、美味いの?」
シュリ「行った事ないから分からないけど多分その知識は間違っていると思うぞ。」
マツケン「khnksna,na;laあど,a;k???(日本語)」
シャンク「え〜と、通訳しますと、「その結婚式は成立しない!」と言っているよ。」
シュリ「何!?シャンク、分かるのか?」
マツケン「死ね(日本語)」
シャンク「え〜と、「ウルトラモリンDX君の年齢はまだ15(「ラド学」での設定年齢です。実際の年齢は分かりません。)。法律的に結婚できる年齢ではないのだ!」と言っています。」
ディアナ「へぇ〜、そうなんだ。」
フェイン「OH!さすがシャンク!インテリだねい」
シュリ「今、思いっきり死ねって言ってなかったか?」
マツケン「kahdlajdあばれんぼうlskでゃld(日本語)」
シーク「jfhalbalイfハjサンバ(シルドアラ語)」
シュリ「お前もいちいちシルドアラ語使うな!貴様らがいると話が進まん!係員!この2人をつまみ出せ!」
ヴェスタル「委細承知」
ティグ「・・・では、本題に戻ろう、改めて、仲人の挨拶!」
一方そのころ
〜外〜
マツケン「;jas悪代官dあd;aあsdkd;a(訳、肉まんとピザまんどちらが好きですか?」
シーク「kwじゃ;あ;若大将おうぇd(訳、いいえ、彼の名はマイケルじゃありません」

▼むねをさん▼
シュリアだった。
ディアナ「シュリアスト……泣いてる……?」
コウ「感動しているんだろう、彼も」
シュリ「……えー、皆様お忙しい中御臨席頂きまことに有難うございます。この度は新郎ウルトラモリンDXさんとエンガルフさんの婚姻の契りを滞りなく進める事ができた事に感謝しつつ、お二人のプロフィール等は以下略。ナレソメは知っての通りだ!兎に角、もうとことんまで末永くどっか俺の知らない所でヒッソリと幸せに暮らしてくれ!!頼む、もう俺の人生にかかわらないでください!!(涙」
ディアナ「えーと……これって感動の涙なの?」
ティグ「違うようだな。フッ、まぁ良い。では次、皆様お待ちかねの愛のキッス、ラヴの接吻のコーナー」
ウルモリ「嗚呼、はづかすぃ。しかし僕も男ですから、やるときはやりましょう!」
エンガルフ「フッ、よかろう。来たまえダーリン(はぁと)」
ウルモリ「モリンいっきま〜す!…………はぁはぁ、……ふぅふぅ」
エンガルフ「どうした?怯えているのか?私の唇まではまだ数cmあるぞ?」
ウルモリ「うぅ…………はふぅ!」
そして!!!

▼KaL@管理人▼
シーク 「さっさとやれ」
シークの蹴りが入った。

 ぶっちゅうううぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜。

▼KaL@管理人▼
ティグ 「これにて婚姻の儀は終了とする! 皆の者、大儀であった」
フェイン「よっ! お二人さんおめでとう!」
ディアナ「おめでとうございます(ぱちぱちぱち)
エンガルフ「では我々は新婚旅行に旅立つとしよう。場所は熱海だ」
モリン 「あなた…(ぽっ)」
シーク 「よーし、ついてって宴会するぞ」
一同  「おー!」

そして。


コウ  「…で、校舎はどうするんですか?」
ティグ 「フッ。どれ、早速予算折衝に向かうとするか…」

こうして、ラドウェア学園(の校舎)は滅びた。
しかし、彼らが生きている限り、騒ぎが絶えることはないのである…。


『ラドウェア学園戦争』完


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