『求めよ、さらば開かれんッ!』
重なり合った二人の声に、目を見開いたフェインが何か叫び、シュリアストちゃんは遠い目をし、その他の人たちはとりあえず、我が身を守るべく、物陰へと逃げ込んだ。
どごごごごごごごごご………
ディアーナがそっと目を開くと、ヴァルトの服を掴んで叫んでいるフェインと、その傍らで毎度おなじみに笑い(「フッ」)を立てる校長と、その目の前で俯せに伏したセーラー服が至る所で裂けたお色気たっぷり(?)のシュリアストちゃんがまず映った。
ディアーナ「あ…大丈夫だったんだ。良かった〜」
そんな声を上げたディアーナにフェインがくるっと振り返ってNoooっと叫んだ。
フェイン「What does it say? さっきの決めぜりふ聞いただろう!?ディアーナ!」
シャンク「え、な、何だった?」
フェイン「全然前後があってなかったじゃないか!最後のせりふ!」
渾身の思いを叫んだフェインに対して呆然とする一同の中、シークは目を細めて言い放った。
シーク「細かい事を気にするヤツだな。お前、○○の穴、小さすぎるんじゃないのか?」
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